ハザードマップの見方(2025/10/3)
ハザードマップにはさまざまな種類があるため、必要に応じて確認することをおすすめします。次の項目で、実際にどのように使えば良いか、ハザードマップの見方について紹介します。
地域の地形と災害の危険性を確認する
まずは、住んでいる場所の周辺地域の地形や、自然災害が起きたときの危険性を確認しておきましょう。
どの河川が氾濫したらどの場所が浸水する可能性があるか、過去に大きな土砂災害が起きた場所、津波の影響がありそうかなど、被害に遭いそうな場所をあらかじめ調べておきます。
災害ごとの避難先を確認する
どこにどんな指定避難場所があるか、避難場所への避難経路も確認しておきましょう。
地震や土砂崩れには有効でも、浸水時には危険区域になってしまうなど、災害によって安全な避難所が違う可能性があります。できれば、災害ごとに複数の避難先を確認しておくと良いでしょう。
通行規制となる道路を確認する
ハザードマップでは、災害が発生した際に通行規制になる可能性(道路防災情報)も確認することができます。
避難ルートを事前に確認しておいても、いざ災害が起きたら通行規制で通ることができない、というリスクが考えられます。道路防災情報を確認しておけば、どんな災害でどのルートが通行規制になる可能性があるか事前に把握できます。